マイホーム

ここではつなぎ融資でお金を借りる際の手続きの一般的な流れについてご紹介します。 いざという時に困らないように、あらかじめきちんと確認しておきましょう。

ちなみに、通常は以下のような流れでつなぎ融資の手続きを踏むことになります。

①住宅ローンの申し込み
必要書類を準備し、申し込みを行います。

②仮審査
個人の属性(年齢や家族構成、年収、他社からの借り入れがあるかどうか)と担保となる物件の価値などが審査されます。

③正式申込
審査が通ったとしてもすぐに融資が受けられるわけではありません。 また、住宅ローンは住宅が完成し、登記が済んでからでないと融資をしてくれないケースもあるため、その間にかかる諸費用はどうするのかという問題が発生します。 いずれにしても住宅ローンの融資を受けるまでには時間がかかるため、お金を借りるまでの間にかかる諸費用を支払うためにつなぎ融資が必要となるわけです。

④つなぎ融資の申し込み

⑤つなぎ融資の審査
ここでも物件の価値や年収、他社からの借り入れがあるかどうかなどが審査されます。

⑥つなぎ融資の実行
土地代を支払ったり、工事の着工金や中間金などを支払います

⑦住宅の完成後、登記を済ませる
住宅ローンは完成した住宅を担保として借り入れが可能になっています。 ここで初めて住宅ローンの融資が実行されることになります。

⑧住宅ローンの本審査

⑨住宅ローンの融資でつなぎ融資を完済する

⑩住宅ローンの返済

注意しておきたいところは、つなぎ融資の返済は住宅ローンで一括返済する形となっている場合が多いという点です。 住宅ローン自体の審査に通っていないとつなぎ融資が受けられないこともありますので注意しましょう。

つなぎ融資の申し込み方法

金融機関に事前に相談しておくことをまずはおススメします。

金融機関によってはつなぎ融資がなく、住宅ローンのみを取り扱っている場合もありますから、きちんと調べておくことが必要です。 また自分で住宅ローンを選べる場合と、取引をする工務店や住宅メーカーが指定している金融機関でローンを組まなくてはならない場合とがありますから、この点についても事前にきちんと把握しておくことが重要です。

申し込みの際には必要書類を提出し、住宅ローンと同様に審査が行われます。 住宅ローンの審査に通っている場合には比較的つなぎ融資の審査には通りやすいと考えてよいでしょう。(ただし、審査に通らない場合もありますので過信は禁物です)

つなぎ融資で借り入れできる金額は決まっていて、住宅の着工金と中間金のつなぎ融資には請負契約額の60%~70%程度までとなっていることが多いようです。